世界恒久平和の実現に向けて、長年にわたり「ピースアクションinヒロシマ」を開催しておられる皆様に、心から敬意を表します。
さて、混迷を極める世界情勢を背景に、軍備増強の動きが加速し、各国の為政者の中では、自国を守るためには核兵器の保有もやむを得ないという考え方が強まりつつあります。こうした事態は、国際社会が過去の悲惨な歴史から得た教訓を無にすると同時に、これまで築き上げてきた平和構築のための枠組みを大きく揺るがすものです。
このような世界情勢だからこそ、被爆者が過去の悲しみに耐え、憎しみを乗り越えて紡ぎ出した「こんな思いは他の誰にもさせてはならない」という、全人類の共存と繁栄を願う「ヒロシマの心」を受け止めた行動が、今求められています。核抑止力に依存し、自国のことのみに専念する安全保障政策を選択する為政者に政策転換を促すためにも、真に平和な世界を目指す私たちは決して諦めることなく、核兵器廃絶への思いを市民社会の総意にしていかなければなりません。
本市は、世界の約8,600の平和首長会議の加盟都市と共に、市民レベルでの連帯と行動の輪を国境を越えて広げ、武力の対極にある「平和文化」を世界中に根付かせることで、核抑止力に依存する為政者に、対話を通じた信頼関係に基づく安全保障政策への転換を促していきます。皆様には、核兵器の廃絶とその先にある世界恒久平和の実現に向け、共に力を尽くし行動してくださることを心から期待しています。
令和8年(2026年)8月5日
広島市長 松 井 一 實
創立時から「平和とよりよき生活のために」をスローガンに掲げ、戦争のない平和な社会の実現のため、全国でさまざまな平和活動に取り組まれている皆様に心より敬意を表します。
今、世界に目を向けますと、核兵器を巡る国際情勢は厳しさを増し、これまで築き上げてきた核軍縮に向けた約束を反故にしかねない動きが顕著になっています。このような厳しい局面にある今だからこそ、私たち市民社会が連帯し、これまで以上に粘り強く声をあげていくことが必要です。
本日の「2026 ピースアクション in ナガサキ 虹のひろば」が多くの人々にとって、核兵器の問題について考え、平和のために行動するきっかけとなることを祈念いたします。
令和8年8月8日
長崎市長 鈴木 史朗
世界恒久平和の実現に向けて、長年にわたり「ピースアクション in ヒロシマ」を開催しておられる皆様に、心から敬意を表します。
さて、現下の国際情勢を見ると、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や中東情勢の悪化といった厳しい世界情勢により、国家間の疑心暗鬼はますます深まっています。他国より優位に立ち続けるための核戦力を含む軍拡競争が続き、世論においても武力に頼らざるを得ないという考えが強まっていけば、平和な世界の実現は遠のくばかりです。
争いを生み出す疑心暗鬼を消し去るために、今私たちができることは、音楽や美術、スポーツなどを通じた交流によって他者と経験や価値観を共有、共感し、対話することで、「信頼の輪」を育み、日常生活の中で実感できる「安心の輪」を広めていくことです。そうした意味から、次代を担うこどもたちを始めとする多くの人々に平和の尊さを伝える「ピースアクション in ヒロシマ」が開催されることは、誠に意義深く、その取組に対し深く敬意を表します。
本市は、世界の約8,500の平和首長会議の加盟都市と共に、市民社会の平和意識の醸成に一層取り組み、「平和文化」に満ちた世界を創ることで、核抑止力に依存する為政者に、対話による平和的解決に向けた外交政策への転換を促していきます。皆様には、核兵器の廃絶とその先にある世界恒久平和の実現に向け、共に力を尽くし行動してくださることを心から期待しています。
令和7年(2025 年)8月5日
広島市長 松 井 一 實
創立時から「平和とよりよき生活のために」をスローガンに掲げ、市民の立場から戦争のない平和な社会の実現を願い、全国各地でさまざまな平和活動に取り組まれている皆様に心より敬意を表します。
今年は被爆から80年の節目の年です。核兵器使用の脅威が高まる今、被爆者のいない時代が刻一刻と近づいています。こうした中で日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞を追い風に、被爆者からの平和のバトンを、世代を超えてしっかりと繋いでいくことが肝要です。
「2025 ピースアクション in ナガサキ 虹のひろば」を契機に、多くの人々が当事者として核兵器の問題を考え、平和をつくるために行動されることを期待します。
令和7年8月8日
長崎市長 鈴木 史朗