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ピースアクションinオキナワ 第40回沖縄戦跡・基地めぐり

第42回沖縄戦跡・基地めぐり

2025年3月26日(水)~28日(金)

開催テーマ
「沖縄の過去・現在を学び、平和な未来につなげよう」

ピースアクションinオキナワ
-沖縄戦跡・基地めぐり-とは?

 沖縄県生協連と日本生協連は、沖縄戦の実相と現在の沖縄が抱える基地問題を学び平和について考える機会として、毎年沖縄で、戦跡・基地をめぐる活動に取り組んでいます。
 このウェブサイトでは、ピースアクションinオキナワに関する情報をご案内します。現地に足を運ぶことが出来ない方も、ご自宅から沖縄について学べる学習会映像など掲載予定です。

沖縄について学ぶ

沖縄戦跡・基地めぐりガイド(学習動画)
沖縄県内の戦跡や基地について、現地ガイドの説明で学んでいただける動画です。美しい沖縄の風景とともにぜひご覧ください。(2021年作成)

ダイジェスト
4つの動画の内容をダイジェストでお伝えしています。まずはこの動画からどうぞ。
ガイド1
~上陸から嘉数・前田の闘い~
日本国内で唯一地上戦が行われた沖縄では、当時の住民の約4人に1人が命を落としたと言われています。当時の住民が避難した壕(沖縄ではガマ)が戦跡として残っています。
ガイド2
~首里の闘い・第32軍司令部壕~
観光地として有名な沖縄の首里城周辺は、沖縄戦当時、軍司令部の場所でした。首里城の周りには今なお戦跡が残っています。
ガイド3
~沖縄戦終戦と平和への祈念~
6月23日は沖縄にとって特別な休日『慰霊の日』です。沖縄戦などの戦没者を追悼する日と定められており、各地で平和への祈りがささげられています。
ガイド4
~沖縄の米軍基地問題~
辺野古への基地移設問題について、多くの方がニュースでご覧になったことがあるかと思います。それだけでなく、日本国内の約70%の米軍基地が沖縄県内にあることをご存じでしょうか。
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学習講演会
※2024年3月に開催したものです。
※見逃し配信はYouTube限定公開動画です。

※動画キャプチャ等の2次使用はご遠慮ください。

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戦争体験を聞く

沖縄戦・在沖米軍基地から
平和について考える
ーフィールドワークに行く前に考えたいことー
(約48分)
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山口剛史さん
(琉球大学 教育学部 副学部長)

1971年福岡県生まれ。2004年より琉球大学教育学部にて勤務。
専門は、社会科教育学、平和教育、離島へき地教育。大学では、
小学校、中学校の教員養成に携わりながら、沖縄県内の学校を
中心に平和学習の出前授業などを実施している。

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戦争体験を聞く 

那覇市繁多川の住民が見た
沖縄戦
(約59分)
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右:波平 元維(なみひらもとしげ)さん 
(ハンタガーヌ旗振やーすぐりむん)
左:南 信乃介さん
(特定非営利活動法人1万人井戸端会議 代表理事 那覇市繁多川公民館 館長)

波平さん:那覇市繁多川出身。繁多川自治会長、真和志地区老人クラブ連合会副会長を歴任。現在NPO法人1万人井戸端会議理事。沖縄戦は6歳で経験。家族で繁多川から沖縄本島南部へ戦禍を逃げた。小中学校平和学習講演多数。
南さん:沖縄県那覇市出身。京都精華大学環境社会学科で持続可能な暮らしの調査や市民参加まちづくりの基礎を学ぶ。公民館では聞き取りをベースにし地域の誇りを実感しながらの社会教育活動を実践。聞き取った沖縄戦に関する話を、活かして壕の調査、展示、シンポジウム、演劇活動にも携わる。その公民館運営経験を文部科学省「日本型教育の海外推進展開事業」としてエジプトでの公民館づくりの責任者も務めている。繁多川公民館は文部科学省優良公民館表彰2回、相互評価特別賞(2019)受賞、地域再生大賞(2021)。


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プログラム

2025年3月26日
学習講演会

14:00-14:10
開会
開会のあいさつ、連絡
14:10-14:40
参加者交流

14:40-15:20 
観劇
那覇青少年舞台プログラム 
15:20-16:20
戦争経験を聞く
お話:玉木利枝子さん
16:20-16:35
休憩
分散会会場へ移動
16:35-17:45
分散会
○大人中心コース
学習講演
講師:沖縄国際大学 大学院 教授 前泊博盛氏
○親子中心コース
観劇
会沢芽美さん
「もうひとつのせんそう」他
17:45- 18:00
事務局連絡 
18:00-18:45
チェックイン 
18:45-20:30
夕食懇親会
琉球舞踊・カチャーシー等、沖縄の文化と伝統を楽しみながら交流します。
20:30
終了
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那覇青少年舞台プログラム

那覇市近郊の小学5年生から高校3年生までが対象の、演技・ダンス・演奏の全てを小中高生のメンバーで行う舞台表現ワークショップ。
舞台制作を通して地域の歴史に触れて文化を継承し、協調性やリーダーシップなどを学び、地域に貢献できる人材育成を目指し子どもの「感動体験・居場所づくり・人づくり」を目的に活動して今年で20年目。
2014年 那覇市教育委員会の推薦により、⽇本⽂化理解教育部⾨ 博報賞を授賞、2015年 那覇市教育委員会より、社会教育優良団体として表彰。

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玉木利枝子さん

10歳のときに沖縄戦がはじまり、昭和19年の那覇の大空襲、昭和20年の地上戦に巻き込まれる。行き場のない戦場をさまよいながら、目の前で多くの家族や親戚、友人を亡くす体験をする。
戦場での実体験を伝えられる最後の世代として、県のボランティアガイドしながら、今でも県内外の人へ向けた平和講和を行っている。

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前泊博盛さん
(沖縄国際大学・大学院教授)

明大大学院卒(経済学修士)。琉球新報社記者、編集委員、論説委員長、九大大学院助教授(国際政治学)などを経て2011年4月から沖縄国際大学・大学院教授(現職)。著書に『沖縄と米軍基地』(角川新書)『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』(創元社)近著に『世界のなかの日米地位協定』(田畑ブックレット)『観光コースでない沖縄 第5版』(高文研)など多数。

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会沢芽美さん
(うたごえペンションまーみなー)

北海道小樽市生まれ。宮城学院女子大学音楽科卒業後コロラトゥーラソプラノ歌手として活躍。1974年沖縄に移り住み、合唱団の指揮者を歴任の傍ら、沖縄発信の平和の歌その他を創作し、県内はもとより全国的に演奏活動を続け,現在に至る。また、沖縄で感じる文化と平和を全国から訪れる人々と共に共感できる場所を目指し、1998年沖縄県読谷村内に「うたごえペンションまーみなー」創設。オーナー兼シェフとしても多忙な毎日を送っている。手作りの沖縄家庭料理はリビーターも多い。

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フィールドワーク

フィールドワークコース

主な訪問先
※変更になる可能性があります。
※コースによって異なります。

魂魄の塔

沖縄戦の終わりごろ、米軍の砲火に追われて、多くの人々が米須一帯に追い込まれました。沖縄戦が終わったとき、このあたり一面にたくさんの死体が折り重なっていました。1946年2月村長と住民が一緒になり、遺骨を集め、納骨所を作りました。素朴な石灰岩に「魂魄」という文字だけが刻まれたこの塔には、住民、軍人など、3万5千余りの遺骨が納められました。

辺野古(テント村)

1995年の沖縄米兵少女暴行事件を契機に、沖縄の米軍基地に反対する運動や普天間基地の返還要求運動が起こり、1997年には名護市辺野古付近への移設案が決まりました。その後、辺野古の海の埋め立てに対し反対の声が上がり、20年以上たった今もまだ普天間基地はそのままです。現在も県外移設を求める県民の間で激しい議論が交わされています。一人ひとりがこの基地問題を、沖縄だけのことではなく自分のこととして考えることが大切です。

ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館

沖縄戦当時、沖縄には21の男女中等学校があり、すべて戦場に動員されました。女子は看護活動にあたり、そのうち沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女子学校が、ひめゆり学徒隊として222人の生徒と18人の教師合計240人が南風原の沖縄陸軍病院に動員されました。5月25日南部へ撤退命令が出されました。現在「ひめゆりの塔」が建っているのは第三外科が撤退後入っていた壕の上です。1989年その隣地に「ひめゆり平和祈念資料館」が建てられました。

【参考】参加のしおり

ピースアクションinオキナワ
第41回沖縄戦跡・基地めぐり 参加のしおり
現地企画参加者向けのしおりです。沖縄の文化や歴史、沖縄戦や基地問題について、広く学ぶことができる資料です。どなたでもダウンロードしてご活用いただけます。(2024年2月末発行)

生協の平和活動

ピースアクションinオキナワだけでなく、全国の生協では様々な平和活動に取り組んでいます。

日本生協連のコーポレートサイトです。平和活動をはじめ様々な活動に取り組んでいます。「取り組み」のページで活動をご紹介しています。
CO・OP PEACE MAP
日本生協連では、全国の生協の多岐にわたる平和活動を、インターネットの地図上でわかりやすく紹介するCO・OP PEACE MAPを公開しています。活動紹介だけでなく平和を願うメッセージも募っています。ぜひ投稿してください。
NO MORE HIROSHIMA & NAGASAKI MUSEUM
2022年ニューヨークの国連本部で開催した「国連原爆展
」をオンラインミュージアムとして開設しています。
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このお問合わせは、参加の申し込みではありません。
お間違えのないようご注意ください。